テルミーの器具・テルミー線
テルミーの器具(冷温器)
「冷温器」(医療承認番号:20600 BZZ00243)「冷温器」とはペン状の筒形状の機器で、中にテルミー線を内装できる仕組みになっています。
前述したように、この「冷温器」は国の医療機器承認(承認番号:20600 BZZ00243)を得ている機器です。
2本1セットで使用する訳は、テルミー線によって温められた2本の管とその間の冷えた空間によって「温・冷」双方の刺激を与えるようにするためです。
このように、イトオテルミー療法は温感だけでなく冷感も使った治療法。そのため機器の名称が「冷温器」と呼ばれています。
「冷温器」は、日本のみならず、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツなどの国際特許登録がされている安心の施術です。
テルミー線
もぐさやスギの葉の粉など数種類の植物と生薬成分が、含まれたテルミー線(棒状のお線香のようなもの)が熱源です。
開発に20年程度の歳月をかけています。
現在も、職人の手作りで作成しています。
からだの表面はもちろん、深いところまで温熱作用を
働かせることが可能です。
(胃や腸の温めも可能)
テルミー線自体の成分としては・・
・ 止血
・ 鎮痛
・ 鎮静
・ 強壮
・ 利尿
など広い薬理作用をもっています。
テルミー線は100%自然の植物を原料にして練って固めたものと思っていただければいいです。
人工的な化学物質は一切使われていません。
直接匂いをかいだことがある方は納得してもらえると思いますが、杉の葉やヨモギが多く含まれており、
すがすがしいにおいを感じます。
この中に含まれる混合物を燃焼することで発生する煙の中には鎮痛・鎮静効果など、
生体に有効な生理作用がある成分が複数含まれていることが科学的に証明されています。
テルミー線の科学的根拠
イトオテルミー温熱療法で熱源として使用する「テルミー線」は生体に深達性の
温熱作用を働かせるために、
・モグサなどのキク科植物、
芳香性生薬(植物性物質)
・止血・鎮痛・鎮静・利尿・・・など
薬理作用を持つ無機栄養物
によって調製されています
「テルミー線」そのものの水素イオン指数(ph)は約6.4の酸性ですが、
柱火によって出来た灰分phは約12.0(強アルカリ性)となり無害性は種々の
動物実験で確認されています。
テルミーの香りは気道の働きを良くし、
自律神経を調整して呼吸運動を増強させる
作用が科学的に証明されています。
「テルミー線」燃焼時の匂いは、ガスクロマトグラフ分析法によって、白癬菌阻止作用などの「テルピネオール」
下熱、皮膚血管拡張作用、血圧降下作用などの「シンナムアルデヒド」局所麻酔性、鎮痛・鎮静作用などの
「オイゲノール」(ストレスとされる感情を20%~50%減少させるの物質)が検出されています。