母への思いと感謝
母への思いと感謝
突然の出来事でした
まったく今まで病気もせずに、元気だった母が急に黄疸が出て、検査に行きました。
そしたら、すい臓がんと言われ、抗がん剤で余命を伸ばすか、自宅で療養するかを選択するように言われました。
母の年齢(89歳)だと、抗がん剤は必ず副作用があるとも言われ(食欲不振 髪の毛、体への影響)そのようなリスクがあるのなら、自宅療養でしっかりと面倒を見たいと申し出ました。
自分は、母へもっと長生きして欲しいという願いを込めて、数か月間、毎日毎日1日も休まずに、テルミーを母にかけました。
(全身テルミー スコープ使用 足浴等)
施術をしていく間に、不思議なことが起きました。
母の症状では、激しい痛みやせん妄が
でてくるとのことでした。
痛み止めのモルヒネや、点滴やその他薬を
沢山、自宅に用意をして、準備はしました。
お医者さんも驚いていました
ただ、1回も母は、痛みもせん妄も出なかったのです。
担当の医者は、自分の患者の中で、母のような人を見たのは少ないと言いました。
母とのコミュニケーションは最後まで、ほぼとることができました。
訪問看護師さんの方たちの間でも、母のことはちょっとした話題になっていました。
自分は最後まで、母にテルミーをかけれて
本当に幸せだったと思っています。
母は最期まで気丈で、自分達に心配をかけないように、我慢をして気づかってくれていたのかなとも思っています。
皆さまから教えて頂きました
私は、母が癌になったときに、テルミーの
先生方や一緒に勉強をしている方々から、
たくさんのアドバイスや経験談を教えてくれました。
治療方法にもとても役立ちました。
その中で思ったことは、テルミーは気持ちがいい、心地良いという治療であり、脳もそのように反応します。
それが、人間の持っている自然治癒力を上げて、痛みが出なかったと言う可能性も大いにあると感じています。
そういった、母での治療や、今までの臨床、および中国に住んでいた時の東洋医学の体験を踏まえ、
自分は、テルミーの治療を広げていく意味があるのでは・・と思うようになりました。
更にテルミーを勉強し、テルミーに深く関わってみようと、思った理由でもあります。
仁木 啓至(イトオテルミー療術師2006年取得 教育委託者資格2022年取得)